メインの空間に置く家具にはそれなりのグレードを求めますが、なかなかいい家具がありません。イタリアを中心に見てまわりましたが、今日は視点を変えて日本の家具製作会社のシールームを見てみました。
日本にいた時は本当によく使った家具製作会社です。台北にもあったんですね。旭川に拠点がありますが、まさかこんなふうにアピールするなんてイメージが台無しです。
堂々とした3Pソファです。見た瞬間にイタリアの家具や北欧の家具とも違う空気を感じました。極めて日本的です。脚のデザインかも知れませんし、全体のプロポーションかもしれません。もう後20cm、いや10cm長いといいんですが。
プライスタグを見てひっくり返りました。50万元!200万円です。いくら何でもそこまでは出せません。どこまで価格交渉できるんでしょう?会社に戻って日本のカタログを見てみるとこのグレードのレザーだと約100万円。輸入の諸費用と円安でほぼ倍の値段です。
このアームチェアとオットマンも魅力的ですがややシンプルすぎるかもしれません。
最初に見たソファーとの組み合わせなら、このアームチェアでしょう。とても座り心地がいいです。
有名な渡辺力のロッキングチェアもこの会社で作っています。これは台湾でもとても人気があるそうです。ウォールナットで作ったらいい雰囲気ですね。
全体的なシンプルさ、控えめなデザイン、無理のないディディール、やっぱり日本の家具はいいですね。かつお節と昆布のお出汁のようなものでノートは言えないテイストです。心の声はもうこれで決まりと言っています。さてどうやって価格交渉するかです。
にほんブログ村
デザイン ブログランキングへ
0 件のコメント:
コメントを投稿