今回は日体大の連覇なるか、今年駅伝二冠の駒沢大かという感じで、優勝した東洋大は一格落ちるような評価でした。むしろ大迫を要する早稲田の方が前評判が高かったくらいです。
レースは1区でまさかの大迫の失速で波乱の展開となりました。日体大は調子が出ず2区、3区で大ブレーキ。5区中継所で7分近い差があってこれでは服部でも如何ともし難い展開でした。
東洋大は往路勝負で設楽兄弟を3区と5区に投入。特に10,000m27分台の快速ランナーである設楽啓太があの山道をしっかり走れるのか、多くのファンが期待と不安で彼の走りを注目していました。結果は1時間19分で柏原くんの2012年に出した1時間16分には及ばなかったものの5区の区間賞で走り切りました。これが平地で優秀なランナーは山も速いということなのか、設楽啓太だから走れたのか、これは断定できませんが、おそらく後者でしょう。今回の設楽啓太5区は東洋大にしてもギャンブルだったと思います。
5区は昨年の秋の会社のランニングクラブの練習会で走っているので、きついのは身に沁みてわかってます。小涌園までの急な上り、さらにその先の最高点までのだらだらした登り、走りきった全てのランナーに敬意を表したいです。
明日の復路、大エースの窪田を残している駒沢大学が有利なのは間違いないでしょう。しかし駅伝は全てのメンバーのコンディションが揃って初めて実力が発揮できる難しいスポーツです。明日もドラマがありそうですね。(画像はいずれもサンケイスポーツWebサイトより)
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