2012年12月23日日曜日

新しい構造材?

建築物の構造を支えるために鋼材がよく使われますがその断面は至って単純です。この断面を実際の外力とそれによって発生する応力を解析して最適の構造材の形状を決める方法が研究されているそうです。http://www.gizmodo.jp/2012/12/3d1.html


これが試作品だそうで、すごいのはその製造方法で3次元プリンタで作るそうです。きわめて微細な構造で人間の骨の構造に似ているそうです。


確かに大腿骨や上腕骨の骨梁に似ています。これは大腿骨の骨頭です。骨の表面ではなく内部の細い線が骨梁でこの繊細な骨梁の組み合わせが骨の強さの源です。

英ノッティンガム大学講師ヨン・マオ(Yong Mao)博士が同僚たちと共同で開発したものです。外力に対してフラクタルな階層構造をコンピューターが解析して自動的に設計させるようです。最終的には同じ材料の鋼材の梁の1万倍(!)まで強度を上げられるそうです。

本当にこれが樹脂でできていて鉄筋の1万倍の強度だったらブロック塀の施工は超簡単になるかもしれません。鉄筋のかぶりも無視して両端部の縦と壁の頂部にだけ配置すればそれで完成です。モルタルも充填しなくてもいいかも。どこかのメーカーさんが作ってくれないかな。

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