パッと見た瞬間にその意図がわかりました。素晴らしいインパクトです。この樹形はまさに南国のもの。ガジュマル等の大きく枝を張り出した樹木です。南国のアイデンティティですね。
よく見ると建築的にも非常に凝っています。枝の鉄骨の奥にあるフレームはジョイントも含めて非常に洗練されたデザインになっています。樹木がなくても充分に見応えがあります。しかも樹木の緑化の方法もとても面白いです。壁面ではなくフレームの緑化ですね。
門だけではなくその横の校舎の壁面までデザインが展開しています。こう見ると門というよりは大きな森への入口といった感じです。まさにそれこそが建築家が意図したものでしょう。
森の入口はビオトープになっています。水も程よく濁って生命と営みを感じさせます。この森の入口を設計した建築家はワークショップがおこなわれた印象的な建物を設計した同じ大学教授の先生でした。深く納得です。
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