2014年8月8日金曜日

覆輪目地

水曜日の夕方の文京区のデザイン・サーヴェイでもう一つ印象的な塀を見かけました。一見しただけでその重厚な雰囲気に只者ではないと感じさせる塀です。建築のデザインも凝っています。


近寄ってみるとさらに驚くべき技術がありました。


覆輪目地の仕上げになっています。目地を半円形に盛り上げてその頂部の高さは煉瓦の面とほぼ同じくらいにするという凝った仕上げです。


現在では再現できる職人さんがほとんどいないそうです。東京駅の丸の内駅舎にもあるそうですが、有名な修復工事では苦労して当時の技術を探してきて再現したそうです。何気ない街並みの中にすごい技術が眠っている。それを探りだすデザイン・サーヴェイは楽しいです。

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