2012年11月23日金曜日

大田原マラソンを走りました


第25回 大田原マラソン
記録:フルマラソン 3時間40分30秒(公式記録グロス)、3時間39分59秒(自己計測ネット)

今シーズン最初のフルマラソンです。先週のハーフマラソンが今シーズン最初のレースで惨憺たる結果であったにもかかわらずもうフルマラソン挑戦です。このレースは練習と割り切って結果を求めず、自分の走りを再点検・再構築する場として臨みました。

ところがこの大田原マラソン、知る人ぞ知る超硬派の大会でフルマラソンの制限時間が4時間!サブフォーでないと途中でレースが終わってしまいます。前回は2009年に走りましたが、その時は3時間30分切りを狙って充分に走り込んで臨んだ(結果は3時間22分)ので制限時間は全く気になりませんでしたが、今回はこのコンディションなので、とにかく途中で失速しないこと、走り続けることを念頭にレースプランを立てました。前半はキロ5分、後半は行けるところまでキロ5分で押してその後は5分15秒、5分30秒、5分45秒、6分と徐々に落としてゆくイメージです。5分半で持ちこたえられれば3時間40分が切れるかもしれません。

結果的には前半は思いのほか速くキロ4分51秒で走ることができました。3分ほどの貯金ができました。後半は24キロまでキロ5分を切りましたが、ここから両ふくらはぎに断続的に痙攣が起こり、2キロほど芍薬葛根湯を飲んでフォームを調整しながらゆっくり走り続けました。痙攣が治まってきたので徐々にペースを上げていきました。結果的には本当にぎりぎり3時間40分を切りました。この時期にこれだけ粘れてたのは正直驚きです。走りこみ以外の準備をかなり入念にやった結果でしょう。

少し休養してまた走り始めます。一緒に走ることができた旭化成の森本さん、住友林業緑化の小泉さん、ご一緒できて楽しかったです。また一緒に走りましょう。


会場受付の入り口です。ここでスペシャルドリンクを預けていきます。3連休の初日で早朝であるにもかかわらず道路が混んでいて締め切り10分前に到着しました。


受付と荷物置き場は大田原市の体育館です。広くて暖かくとても快適です。ストイックでありながら大田原マラソンが人気なのはこういったレース環境が充実しているからでしょう。


今日のレースで最も判断が迷ったのは走る格好です。降水確率50%なのでレース中にまとまった雨が降ってくる可能性が充分にあります。とりあえず半袖Tシャツの上にホノルルマラソンでもらったビニールポンチョを着てみました。


ストレッチで」腸脛靱帯を十分に伸ばしてから練習コースを軽くジョギング。思ったよりも気温が低く腕を出したままでは体温の低下が心配です。かと言って長袖Tシャツでは濡れてしまうと重くてフォームが崩れてしまいそうです。


結局、半袖Tシャツの上に軽いウィンドブレーカーを着ることにしました。暑くなってきたら細く畳んで腰に巻くつもりです。ナンバーカードがよく見えませんが、これは仕方ありません。


レースがスタートしました。先頭は2時間10分台のエリートランナーの人達です。


3,500人弱のレースのなのでそれほど待つことなく直ぐに走り出せます。陸上競技場の入り口で渋滞してしまったのにはちょっとびっくりでした。もう少し前でスタートすればよかったです。


一般道を走り終えて陸上競技場に戻って来ました。もう足が全然前に出ません。


競技場に入ってきたのが3時間38分15秒くらい。ここから頑張れば3時間40分が切れるかもしれない!自分でも信じられませんがラストスパートできました。ぎりぎりでゴール!写真はゴールして3秒くらい経っています。決して歩いてゴールしたわけではありません。


とにかくこの程度の走りこみでこの記録が出たとこが自分でも信じられません。月並みですが気持ちで引っ張った、その気持ちが折れないための準備はできていたということでしょう。その準備はずばりカーボローディングです。体の中にまだエネルギーが残っていたからこそスパートできた、体の中のエネルギーが気持ちが折れないように支えてくれたということだと思います。しかしこういう無理なレースは本意ではありません。次は充分に走り込んで3月の板橋シティマラソンに臨みたいと思います。

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