2012年1月31日火曜日

さよなら ソニー

厳しい寒さが続いています。

大阪に出張の際に品川駅内の本屋さんで何気なく買った本です。その前に何かのネットで紹介されていてきっとタイトルが気になっていたのだと思います。


迷走するソニーの悩みが描かれています。わたしも少し前からソニーの商品の持っていたオーラがすっかり薄くなっていたのが気になっていました。平面テレビのベガが最後だったのかもしれません。そして相次ぐ携帯音楽プレーヤーのiPodに対する敗北。とりわけ未完成の音楽配信ソフトをリリースしたのはソニーファンへの冒涜とも言っていい出来事だったと思います。

何よりも今のソニーは映画や音楽といったソフトにかじを切って総合企業になりたがっているさまが描かれています。CEOのストリンガー氏はテレビは映像端末であれさえすればよいと言っているようです。ストリンガー氏からはジョブズのような自社への愛情が伝わってきません。

メーカーはハードで勝負する、それはあのアップルであっても間違いありません。ソフトとハードは両輪ではなく親子のようなものかもしれません。ハードあってのソフトですね。

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