立派な蔵が見えてきました。白い漆喰の壁と濃い茶色の板のコントラストが美しいです。ここに瓦の銀色が調和しています。アルミの素材では破綻しがちな組み合わせも自然素材だとこんなに自然です。
古い蔵の軒先に不思議なお地蔵さまと言うか楽しそうな神様が座っています。この蔵は天保十一年(1840年)の建築で製油の材料や絞りあがった油の保管に使われていたそうです。
きっと油の神様なんでしょうね。見るからに物語を感じさせるような佇まいです。奥に座っているのは子分の猫かな。なんとなく招き猫のような・・・。
この建物もただものではありません。何か名のある老舗のお店と見た!特にこの庇の上に載った灯篭というかやぐらというか、荷重で軒が下がってしまわないかどうか心配です。
やっぱり由緒あるお味噌屋さんだそうです。住乃江味噌というのだそうです。Googleで検索してみると「住乃江味噌池田屋本舗」という洗練されたホームページがありました。この雰囲気とIT、日本の文化、おそるべしです。
住乃江味噌池田屋本舗の向かいにあるパン屋さんです。「ハット屋パン」店。こっちも十分ただものではありません。もしやと思ってこっちも検索してみたら・・・、なんとしっかり出ていました。パンは売っていなくて夏場にソフトクリームだけ売っているのだそうです。関西おそるべしです。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿