鹿児島は初めてなので見るもの聞くもの全てが珍しかったのですが、島津家の居宅と聞くと歴史好き、とりわけ司馬遼太郎好きの身にはもうたまりません。初めての訪問ですが、これが島津斉彬が建てた集成館か!この御殿の縁側で島津久光が花火を見物したのか!など、さながらコンサートでよく知っている曲が流れるような感慨深さがありました。
到着したのはお昼前、この日も強烈な日差しでした。でも鹿児島はこれが普通ですか。
薩摩藩が自ら建造した鉄製150ポンド砲。薩英戦争で活躍したそうです。
ねこを祭った珍しい神社がありました。祠の形がなんとなくねこっぽいです。
御殿の入り口です。こういう武家屋敷の佇まいって素敵ですね。凛とした雰囲気です。
一方で御殿の居宅部分は屋根の伸びやかな造形が優美な印象です。この水平に広がる気持ちの良さは優美というよりは豪壮という感じかもしれません。島津という家名の迫力を感じます。
雄大な桜島を背景に記念撮影。噴煙は上がっていないようでしたが改めて見ると火口には雲が。
園内には水路があり、水流を利用したダムもあるそうです。
島津斉彬が推し進めた西洋近代技術の研究機関がこの集成館です。感慨深いですね。
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