温泉正面入口の唐破風が見事です。別府のシンボル的な建築だそうです。
温泉建築の常として階高が高いことが特徴です。間延びしないように水平線の意匠で面を分割しています。こういう配慮は設計の参考になりますね。
思わず正面玄関で記念撮影。別府は今日も暖かでダウンでは暑いくらいです。
立派な入り母屋の屋根です。軒の垂木の小口が美しいです。庇の下の裳階のデザインも素敵です。こういういわば遊興的な建築にも日本建築の意匠が厳然と存在することが素晴らしいです。
内部も素晴らしいです。高い天井、磨きこまれた床、格天井、寛げる空間です。
右手の奥が砂湯の入り口です。竹瓦温泉の名物は普通の温泉に加えて砂湯があることです。
砂湯の入り口です。ここで服を脱いで浴衣に着替えます。
ここが砂湯です。湯気でよく見えませんがここで浴衣のまま横になって、砂かけさんというおねえさんが熱くて湿った砂を身体の上からかけて首から上以外はすっぽり砂に覆われます。
そのまま15分位横になって身体の芯から温まったら浴衣を脱いでシャワーで砂を流して上がり湯に入ります。身体の芯からポカポカです。筋肉痛も軽くなりました。
砂湯の解説です。本当に気持ちよかったです。マラソン走らなくてもまた行きたいです。別府は砂浜でも同じ砂湯の温泉があるそうです。そっちもいいですね。
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