2014年2月11日火曜日

ワックス掛け

自宅から歩いて数分のところに義兄の経営する賃貸マンションがあります。私が設計したRC打ち放しの建築です。年末に入居者が退去して、春の新規入居に備えてクリーニングが完了し、今日はワックス掛けに行きました。管理会社に任せてもいいのですが、床は全て無垢のフローリングなので一般の管理会社ではうまくメンテナンスできません。特に入居者の健康を考えてワックスは天然素材のAUROを竣工時からずっと使っています。


2階と3階は大きな吹き抜けでつながっています。所謂メゾネットですが、リビングから階段で上階に上がっていくダイナミックな空間構成になっています。


管理会社にクリーニングしておいてもらったのですが、染みのような汚れが随所にあります。サンドペーパーを持ってきて削って汚れを落とします。15mm厚の無垢の杉材なので少し削っても全然平気です。結局本格的なワックス掛けは下地の調整がポイントになります。塗装工事の基本ですね。
AUROは柑橘系が主成分なのでワックス掛けをすると、部屋の中がオレンジの甘酸っぱい香りで満たされます。


3階は吹き抜けに面しています。左の梯子は屋上に行くためのものです。賃貸マンションなのに屋上があるって人気のようです。特に梯子で昇るのが隠れ家みたいです。2003年の竣工ですが、ほぼ途切れること無く入居者さんが来てくれています。


1階は天井高3mのスタジオプランの住居です。床がきれいな飴色になっています。階高が自由になるのがRCのいいところ、壁構造で充分な壁量と壁厚、床厚を確保していますので311の大地震でも全く被害が無く、住戸間の騒音クレームも皆無です。


工業化されたプレハブ住宅も悪くはありませんが、構造から意匠まで一貫して設計した建築にはやはりそれだけの迫力があります。入居してくれる方もそれを感じてくれるのだと思います。2住戸のワックスを掛け直したので朝から初めてお昼過ぎまでかかってしまいました。

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