森のオルゴール

材木屋さんで素晴らしい作品に出会いました。手作りのオルゴールです。ハンドルを回すと素朴なメロディが流れてきて、音楽に合わせて舞台となる大木の切り株から草花の芽や森の虫たちが顔を出します。

木の切り株の上の小宇宙です。こういう発想自体がアートです。

ハンドルを回すと木の芽や虫たちが切り株の上の小さな穴から顔を出します。

木の芽が下から伸びてきてぱっと双葉が開きます。十個以上の芽が一斉に開くのをみると背筋がぞくっと来るような感動です。トトロの映画にそういうシーンありましたね。まさにあの感じです。

森に住む虫も顔を出します。単純な造形なのに何か訴えかけるものがあります。全体的な発想といい、造形の素晴らしさといいもっとたくさんの人に見てもらいたい作品です。とてもアマチュアの工芸作家の人が作ったとは思えません。

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