ラウンドアバウト。信号が要らない丸い交差点です。ぐるぐるまわる道路に一度合流してふたたび出ていきます。ラウンドアバウトのすごいところは信号が要らないので停電の影響を一切受けないということです(当たり前か)。しかも信号待ちの停車が不要なので車からの二酸化炭素も10%くらい削減できるそうです。
読売新聞の記事によるとドイツでは4000ヶ所以上、フランスの地方都市は原則としてすべての交差点に導入されているそうです。日本ではわずかに10ヶ所。東北の被災地では停電で信号が止まり事故や逃げ遅れた人がいたそうで、今後導入が増えるそうです。信号設備がいらなくてしかも二酸化炭素が減らせる、いいことずくめですね。困るのは信号機メーカーくらい。結局こういう利益誘導の構図があるということでしょう。
さて実際に走ってみるとどうなるか?慣れないと危ないという印象があるかもしれません。ハワイやカリフォルニアの田舎で走った時は車が全然いないので普通の道でした。カーナビに出てきた時は少しびっくりしましたが。慣れてくると「Merging Left(左で合流)」の標識も見慣れてきます。これがサンフランシスコのダウンタウンにあったら少し怖いですが田舎ならノープロブレムです。
日本では左折で入って左折で出ます。結局は慣れの問題なのだと思います。
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