2012年4月24日火曜日

東京駅

朝から名古屋に出張です。中央線のホームに降りると東京駅の工事中のドームが見えます。屋根と外壁には銅が張られていて朝の光に反射してまぶしく輝いています。もうじき改装工事も終わるとのことですが明治に竣工した頃はこんな贅沢な造りだったのですね。如何に鉄道が重要な施設だったのかがよくわかります。


このドームが左右にひとつずつ配されて中央に玄関があったと思います。周囲の高層ビルとは対照的な濃いデザインです。


ドームの形状といい、多角形の平面の角からドームの頂部に登る棟材、軒周りなどたっぷりお金がかかったディティールです。日本の国力を注いだ建築の一つだったのですね。


改修が終わった東京駅を皇居の側から長大なファサードを眺めるのが楽しみです。

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