2012年4月14日土曜日

成長の限界

1972年に出版された環境問題のバイブルともいえる「成長の限界」。同著によると2030年には再生不可能な地球資源の枯渇により人類の生存が維持できなくなり人口の減少が始まるそうです。これに伴い産業技術も停滞し、人類の繁栄を支えていた成長が限界に達してしまうというものです。

この本の出版の1972年から既に40年経っています。その間におこなわれた様々な環境への施策で状況は変化していると想像できますが、オーストラリアの科学者がその後の状況を再度計算してみたそうです。


なんとほぼ1972年の予測の通りに状況が進行しているそうです。2030年といえば残り20年もありません。中国やインドなどのBRICs諸国を見ていると人口減少などにわかに想像は出来ませんが、ある臨界点の深淵に向かって人類は歩き続けているということでしょうか。

福島の原発事故など地震による突発的な出来事とも思えますが、世界的な規模であれば増え続ける原子力発電所が天災に遭遇する可能性は高まり続けていたわけでそれがたまたま福島だったということです。代替エネルギー、それも地球資源に負荷をかけない再生可能なエネルギーを早急に考えないいけません。2030年はかなり心配です。

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