石を読む

出張先の建築視察の途中で偶然出会ったアートです。石の鳥たちです。石の形が鳥の仕草を現しています。自然のままの石にほんの少し手を加えるだけで微笑ましいシーンが創りだされています。まさにアートです。ずっと見ていたかったのですが次の視察先に行かねばならずとても心残りでした。

鳥の家族です。石の形の選び方がユニークでユーモラスです。

石の傾け方、寄り添う様子、少し離れたところにいる鳥、ドラマがありますね。

これは親子？それともつがい？どれもみんな優しい雰囲気を感じさせます。数ある石の中からこの意志を選べることがすばらしいです。石を読んでいるのでしょう。

この可愛らしい鳥たちがいるのアートギャラリーではなく建物の門とフェンスなのです。このアイデアを考え出してアーティストに作らせたディレクターの感性に感動しました。

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