2013年11月8日金曜日

1Q84

先週、村上春樹氏の1Q84を読み終えました。文庫本6冊、久しぶりに長い小説でした。随分前に最初の1冊を買って少しだけ読んでから、後はしばらく時間が空いてしまいました。その後読みなおしてからは1ヶ月くらいで最後まで来てしまいました。


作品について語るというのは村上春樹ファンにとっては今更という感じなのでしょうが、個人的にはノルウェイの森やねじまき鳥クロニクルの方が面白かったです。ノルウェイの森は胸が締め付けられるような切なさが今も残っていますし、ねじまき鳥クロニクルの日常の描写もとても印象的でした。自分の中では村上春樹は作家なのではなく時代なのかもしれないと思います。

重要な登場人物だった「ふかえり」、主人公の二人よりも魅力的に見えたのは自分だけでは無いと思います。もう一度ノルウェイの森が読みたくなりました。

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