ホテルから台北站までタクシーで来てしまいました。台湾はタクシー代が安いので助かります。日常の足という感じです。
いつ来ても台北站の巨大なアトリウムには圧倒されます。建築の良し悪しはともかく思い出に残る空間であることは間違いありません。
いつもの高鐵(新幹線)ではなく窓口で國鐵(在来線)で鶯歌までの切符を買います。確か一人40元、すごく安いです。
新幹線より更に地下のホームでやって来た列車に乗り込みます。ちょっとくたびれた車体がいい感じです。
車内も旅情を感じさせる雰囲気です。いつもつるつるピカピカの新幹線では雰囲気が盛り上がりません。
30分もしないで鶯歌に到着です。桃園の一つ手前です。鶯歌も桃園縣だと思っていたのですが新北市なのだそうです。
駅のホームも昔の日本のようで心が癒やされます。今の日本では失われてしまった風景です。
駅の改札を出たところでパン屋さんがあったのでパンとコーヒーの早餐をとりました。
迎えに来てくれた朋友と一緒に鶯歌の街の観光です。鶯歌車站の右手の山にある巨大な岩が鶯の背中に似ているということで鶯歌という地名になったそうです。
焼き物の街ということで陶器・磁器だけではなくレンガや窯業系の建設資材もたくさん作られていたそうです。
古い街並みを復興するいろいろな取り組みも行われているそうです。独特な雰囲気です。
個人的にはレンが大好きなので歩いて回るだけでワクワクしてきます。やっぱりレンガの風合いは魅力的です。
薄い瓦のような色合いの材料が隙間に沢山差し込んであります。焼き物系であるのは間違いないと思いますが初めて見る材料です。
鶯歌の街の歴史が色々と紹介されています。日本語の解説もありました。
突然個人のお住いのガレージに迷い込んでしまったような場所もありました。どうも普通の道がガレージになってしまっているようです。
レンガの色合いや風合いも場所ごとに少しずつ違っています。その不均一な感じがまた魅力的です。
何処かで見たようなキャラクターが、台湾でもケロロ軍曹は人気のようです。私も好きであります。
遠くに不思議なモニュメントが見えます。奥さんが即座に「ろくろ」に決まっているでしょと言いましたが本当にそのとおりでした。
最後に実際に焼き物が販売されているお店に行きました。なぜか日本製のものがたくさんおいてありました。有馬焼きと瀬戸物とか、日本でもおなじみのものばかりです。
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