2013年3月16日土曜日

SPRINTARS

なかば予想はしていたとはいえ、心配なことが現実的に起っていることを知るのは辛いことです。SPRINTARS (Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species) というシミュレーションシステムがあります。SPRINTARSの紹介のホームページでは、「大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)による気候システムへの影響及び大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデルです」と紹介されていてよくわかりませんが、要するに中国の大家汚染物質(PM2.5他もろもろの悪いもの)の日本への飛散状況が具体的に示されています。


これはSPRINTARSを使った動画で九州大学の准教授の先生が公表しています。困ったことにかなり正確でしかも国際的に認められています。要するに事実に近いということです。私たちは中国の犯罪的な環境汚染に対して自衛しなければいけない事態になっています。政府はそのことをはっきり言っていません。これは政府の不作為であると思います。尖閣問題で野田政権は日本の海上保安庁の巡視船に必要以上の配慮を共用しましたが、大気汚染物質PM2.5についての安倍政権の不作為は野田政権に匹敵すると思います。

(以下ホームページより)
SPRINTARS は東京大学大気海洋研究所(気候システム研究系)・国立環境研究所・海洋研究開発機構(地球環境変動領域)が開発している大気海洋結合モデルMIROCをベースとしており、対流圏に存在する自然起源・人為起源の主要エアロゾルを取り扱います(黒色炭素・有機物・硫酸塩・土壌粒子・海塩粒子)。これらは、いわゆるPM10, PM2.5としても分類されます。SPRINTARSは、気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第4次評価報告書 (AR4) のエアロゾルによる気候への影響評価において、アジアから唯一採用された国際的に認められたエアロゾルモデルです。

http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html

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