ご存知かもしれませんが、帯状の部分はオリジナルの建築ではなく解体現場です。意匠的にオリジナルのデザインに揃えているようです。先週がこんな感じでしたから、今週はもう殆ど無くなっているのかもしれません。
赤坂プリンスホテルが解体された最大の理由は客室の天井の低さと天井を高くできない階高の低さにあったと言われています。ヨーロッパの建築は築500年くらいの住宅がイタリアやスペインなどにはたくさんありますがいずれもものすごく天井が高い空間です。天井が高いことと建物の耐用性には事実上の正比例の関係があるといっていいと思います。
そうわかっていても日本は天井の低い住宅が作られ続けています。これはある意味国家としての資源の浪費ではないかと思います。法律を変えればいいだけです。居室の天井高は2.7mを最低とすればおそらく住宅の耐用年数は数割は伸びると思います。このことによる資源の節約や二酸化炭素の抑制等を考えると原子力発電所の論議と同じくらい重要なことかもしれません。
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