この日を忘れてはいけません

今日で東北関東大震災が起こってから2年経ちました。震災からの復興は未だ充分とはいえません。自分の身を削って復興に取り組んでいる人がいると思えば、一方で無駄としか思えないような復興予算の使われ方、自己保身に走るエネルギー業界など日本の美しい面、醜い面を私達は見続けてきた気がします。

特に腹立たしく思う時があるのがマスコミ、とりわけ某国営放送です。最近の報道は震災の事実を伝えるという報道の本来の役目よりも復興の音頭取りの側面のほうが強くなっています。もっといえばそういった役割を演じることで自分たちの組織に対するネガティブなイメージを改善しようという魂胆が垣間見えます。いわば打算の報道です。こういった取り上げられ方をされるのは被災地の人達も本望ではないでしょう。もっと透き通ったありのままの事実を伝えて貰いたいと思います。

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