2012年10月31日水曜日

El Capitan

Tunnel ViewからどんどんYosemite Valleyに降りてゆきます。真正面から左にずっと巨大な花崗岩の岩山であるEl Capitan(エル・キャピタン)が見えています、麓から頂上まで1100mの切り立った断崖です。


普通の山塊は樹木で覆われていたり茶系の色合いが多いのですが、Yosemiteはまるごと花崗岩、白御影なので青空と針葉樹の濃い緑の対比がほんとうに素晴らしいです。


またまたよく使われるアングルの写真になってしまいました。この絶壁の角度!岩なので内部摩擦角も関係ありません。


この岩は前にも書いた通りロッククライマーの聖地だそうです。その登攀には想像を絶する困難が待ち受けているそうです。なかでも言葉を失ったのはあまりに長い行程のため一日では登りきれず、途中で野宿(ビバーク)するのだそうです。ほぼ垂直の絶壁で専用の寝袋で寝るなんて、自分は絶対に眠れません。寝相が悪いからです。


El Capitanの周りにも大変そうな岩が沢山あります。


というよりも周りが全て白御影の山々です。通常の風雨ではなかなか侵食されずこのような造形になっていったのだと思います。


別の角度から見てもやっぱりしっかり切り立っています。


上ばかり見上げていないで今度はYosemite Valleyを散策しに行きます。

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