これだけを見てもう使い方、遊び方がわかったら、それは間違いなく1960年前後生まれの方ではないでしょうか？これはどうやって使うのか？遊ぶのかといえば、こんなふうに使います。
単純な作業です。精神を集中して最後まで描ききるとこんな美しい模様を作ることができます。
鉛筆やシャープペンシルで描こうとすると汚れてしまって綺麗な図形が描けません。ボールペンで描くしかありませんが、一瞬でも失敗したらそれまでの苦労が水の泡。最後まで失敗しないで頑張れば信じられないくらい精緻な図形も描けるのです。
なかなかいい画像がありませんでしたが、これに近いものは小学生の自分でも描けていたと思います。小さい頃から職人仕事に憧れがあったのだと思います。ちっとも進歩していない自分が悲しいです。でもボールペンを軽く握って息を止めてくるくる歯車を回していた頃を思い出すと、なにか美しいものへの思い、それを創り出すことの喜びがまた湧き上がって来ました。その想いは今も大切にしたいと思います。
スピログラフは1965年にイギリス人発明家のデニス・フィッシャーが考案したそうです。1966年に商品化され日本においてもその直後に導入されました。子供を中心にブームとなったそうです。
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