2018年11月11日日曜日

中山國中40周年校慶

台湾出張で仕事も終わって今日からはプライベートを楽しむ時間です。今日は朝から中山國中の学校創立40周年の記念行事です。台湾では学校の創立記念日は校慶と呼ばれ、学校の運営に協力している父兄や関係者、成績優秀な生徒、業績の高い教員の方が表彰されます。私の所属する中山國中晨運社も普段から学校の運営に協力しているので来賓として招待されています。一方で国会議員や市会議員、市の行政職も来て様々な人達の交流の場になっています。全部まとめてやってしまうところが台湾らしいです。


学校の正門前には巨大なゲートが設置されています。マラソンレースのスタートやゴールに設置されているものと同じエアーで膨らませるタイプです。両側の尖塔部分がいつ見てもイスラム寺院のような雰囲気です。


校舎の入口には40周年らしく賑やかな飾り付けがたくさんあります。この標語の多さはいかにも台湾という感じです。


来賓者の受付です。自筆で記帳して記念品をいただいてから会場の体育館に向かいます。


生徒たちが作ったと思われる40周年記念式典の看板です。日本の萌キャラがすっかり定着している感じです。校内にもこういう感じのイラストがたくさんあります。


お約束のフォトフレームです。みんな大好きです。私は早く会場に行きたかったのですが朋友の簡さんが撮ろう撮ろうということで。


式典会場の手前ではパーカッションの演奏が繰り広げられています。大音響でお祭り気分が盛り上がります。


会場の体育館に入りました。すでに生徒たちによるパフォーマンスが始まっています・


私達も来賓席に案内されました。正面に孫文の肖像画が掛かっているのも台湾ならではです。蒋介石の像は今ではほとんど撤去されていますが孫文は今でも台湾人から敬愛されています。


台湾風の獅子舞も登場して40周年記念式典が始まりました。晨運社の王会長(右から2番目)も近隣住民代表として式典の始まりに並んでいます。


晨運社のメンバーはこうした公式行事用に揃いのポロシャツがあり、当日は全員着用で出席します。


成績優秀者の表彰です。難関校に第一志望で合格した卒業生です。数年前はわずか3名だったそうですが、今年は15名!で中山國中の躍進ぶりが窺われます。


学生のパフォーマンスが続きます。テコンドーの実演です。テコンドーは武術として台湾でとても人気があります。柔道や剣道、空手はほとんど行われていません。


周校長(手前奥の女性)が来賓席にやってきてくれました。晨運社のメンバーもみんな嬉しそうです。



生徒によるアナ雪のミュージカルです。みんな大好きで会場も盛り上がります。


40周年ということで大きなケーキが運ばれてきて全員でハッピーバースデーの合唱です。40周年という堅苦しい雰囲気よりも学校の誕生日をみんなで祝福しようという雰囲気です。


最後に生徒全員でテコンドーの演舞です。台湾は徴兵制があり国軍もありますので、勇壮な雰囲気が好まれます。


最後に会場に巨大なエアボールを投げ入れます。晨運社のサイドからも2つのボールを投げ込みました。


記念式典が無事に終わり出席した晨運社のメンバーで記念撮影です。晨運社は全員で80名を超えますので、今日は半分以上が出席しました。


体育館での式典は終わりましたがまだまだ公式行事が続きます。改装された図書室の落成式です。図書館の名前を紅い幕で覆って関係者によって幕が落とされます。台北市の教育部長も招待されています。


図書館の中でも色々なパフォーマンスが披露されます。とにかく来場者を徹底的にもてなすという雰囲気です。


図書館も堅苦しい雰囲気ではなく気軽に本が読めるデザインになっています。日本も見習いたいですね。


記念式典が全て終わって校長室に隣接した会議室で晨運社のための昼食会です。最初に周校長から普段の活動に対する感謝の言葉です。


久しぶりに晨運社の長老の施さんにお会いすることができました。今年74歳ですが、今もフルマラソンを走るほどお元気です。


同じく晨運社のAmyさんとも久しぶりです。晨運社のメンバーは中山國中の生徒の親御さんであることも多く、Amyさんも家長会(父兄会)の理事として今日の式典に出席しました。


中山國中周校長、晨運社王会長と一緒に記念撮影です。無事に式典が済んでみなさん笑顔です。準備が本当に大変だったと思います。おつかれさまでした。大家辛苦了!

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