7月の下旬に梅雨が開けてから急に猛暑となりました。以前なら一日中庭で作業ができたのですが、この暑さでは午前か午後のどちらかという感じです。
レンガ積み工事の最終日に庭の流しの排水が突然流れなくなってしまいました。何かが詰まったのかあるいはセメントが固まってしまったのかもしれません。
排水桝を開けてみると明らかに底の位置が浅くなっています。底をつついてみるとズブズブ入ります。マスの深さの1/3くらいに泥とセメントが溜まってしまったようです。幸いセメントは泥と混ざり合っていて完全に硬化していません。バケツに2杯くらい泥とセメントをすくい出しました。
泥をさらってもう一度排水管に水を流してもほんのチョロチョロとしか流れません。心臓の冠動脈でいえば99%狭窄の状態です。覚悟を決めて排水管を途中で切断して排水桝の接続部分から全て一度撤去しました。取り出したパイプはずっしり重くセメントで完全に詰まってしまったようです。モルタルが付いた鏝やバケツを洗って水を流す際にはできるだけモルタルを取り除いてから洗っていたのですが3ヶ月の間にすっかり詰まってしまいました。
近所のホームセンターで塩ビ管をかってきました。2mとエルボ4ヶで1,000円しませんでした。電動丸ノコで1mm単位で以前のパイプと同じ長さにカットします。
撤去した塩ビ管は水道業さんが設置してくれたものです。感の接続部分は全て接着剤で固定してありますが、今回は全部差し込むだけにしました。再び詰まった時に修理を容易にするためです。
最も難しい排水桝への接続部分はパッキンを介して差し込むだけになっていました。地震の際の変位なども考慮しているのでしょう。この部分だけ乾式工法だったので今回の修理では大いに助かりました。
流しの下の部分までの僅かな水勾配も同じように設置しました。
流しに付着していたモルタルもこの際ということで全部掻き落としてきれいした上で所定の位置に据え付けました。
水を流してみると勢いよく流れ込んできました。やっぱり排水はこうでなければいけません。
交換した排水管の周囲はレンガ積みで余った砕石と砂利で締め固めながら埋め戻しました。
雑材も片付けて雑然としていた流し周りがきれいになりました。本当ならばもう少し埋め戻したいところですが、それは来週にすることに。
排水桝にはすぐに泥が溜まってしまいそうなので一工夫です。ホームセンターでウレタンスポンジを買ってきてカットします。
これを排水桝の底にセットします。ドロなどが溜まって来たら取り出してそのまま処分です。3ヶ月に一度くらい交換するつもりです。この大きさならウレタンスポンジのコストは200円以下です。年間800円で舛の詰まりが少ない状態ならOKです。
試しに水を流していみると非常に早く吸い込んでいきます。3ヶ月後にどこまで汚れてゴミが溜まっているのか実は興味があります。
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