いつ来ても渋すぎる佇まいです。文京区はこういう雰囲気のある家々があるのですが、「こなから」の渋さは群を抜いています。
この屋号の表札も渋いですね。ちなみに「こなから」とは「小半ら」と書いて1/4ということで転じて少量と意味だそうです。江戸の粋な人達が「少し」という意味で使ったそうです。
お店の中は東京都は思えない独特の空間です。月曜というのに予約で満席、すっかり有名なお店になってしまいました。
お通しは出来たて熱々の小さな茶碗蒸しと青菜の煮浸し、さんまの煮付けです。丁寧な仕事です。
おでんはお薦めで出してもらいました。お出汁が上品です。大根は屋号のひょうたんのかたちに芯がくり抜かれています。芸が細かいです。
ビールから始まって、芋焼酎にしました。川越という銘柄で埼玉の川越のさつまいもだろう、とみんなで早合点。じつは川越さんという方が宮崎で作っている焼酎でした。
創業当時からある箪笥だそうです。昔の古い家にはこういう箪笥がありましたね。
日頃からお世話になっているみなさんとの食事です。楽しい機会をありがとうございます。
本当は仕事の打ち合わせもあったのですが、それは場所を変えてワインを飲みながら行いました。月曜日なのに夜更かししてしまいました。
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