2017年9月23日土曜日

看了電影「人生水果」、這部電影讓我想起了生活

今日は朝から、奥さんと一緒に自宅近くのさいたま芸術劇場で「人生フルーツ」という映画を観てきました。友人から教えてもらった映画で建築家の老夫婦の日常を丁寧に撮影したドキュメンタリー映画でした。


主人公の津端修一さんは海軍で技術者として働いて戦後を迎え、その後建築家として高蔵寺ニュータウンのマスタープラン策定に関わった方だそうです。名古屋で働いていた時に春日井エリアの担当だった時期があり、高蔵寺ニュータウンもよく行きました。そういう意味でも興味があったのですが、それよりもご夫婦の日常から伝わる人生の過ごし方に終始感動でした。あまりお話するとネタバレになりますが、台湾を訪問する場面が出てきます。新北市の淡水の北に広がる淡海ニュータウンの設計にも参加されたそうです。淡海ニュータウンは台湾での仕事で何回も訪れました。マスタープランの策定に日本の住宅・都市整備公団が関わったという話は以前から聞いていたのですが、津端さんが当事者として参加していたと聞いて、高蔵寺ニュータウン、淡海ニュータウンと二つのプロジェクトでつなかるという不思議な縁を感じてしまいました。


ロードショー系の大型映画館では上映されないそうで、単館の映画館での上映が中心だそうです。埼玉芸術劇場でも上映は4日間だけです。朝から整理券を貰いに並びました。


口コミで知られているようで多くの人が見に来ています。映画に登場するようなご夫婦もたくさんいらっしゃいます。


ご主人の修一さんが亡くなったので悲しい話ではあるのですが、映画全体に流れるご夫婦の深い愛情と人生を大切に丁寧に生きる姿にずっと涙腺うるうるでした。こういう生活は憧れですが、少しでも実現させる努力こそが必要だと感じました。家に帰って今日は庭をていねいに手入れしようと思います。

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