2013年8月19日月曜日

さいたま ど真ん中 河童の森

浦和の方面に行く際によく通る道があって、その傍らに不思議な場所があります。河童の森です。買い物に行った帰りに近くに車を止めて行ってみました。


ここは昔から使われていた農業用水(高沼用水と云って300年の歴史があるそうです。)を当時のままの姿で保全しています。NPO法人と市民団体、地元の自治会が、JR東日本やさいたま市と共同で整備を行っているそうです。

元々は東北新幹線建設の際に環境整備空間として設けられた空間があり、その空間と用水路を一体整備して「河童の森」が出来上がったそうです。色々と環境を守る活動が展開されているんですね。家の近くにこういう空間があるのがわかると嬉しくなります。


色々な活動の様子やイベント案内が手作りの資料で展示されています。


この日も灼熱の暑さでしたが、子供達がザリガニ釣りをしたりと色々遊んでいました。


ネットで調べてみたら狭い場所なのですがカワセミが飛んできたりすることもあるそうです。


数珠玉です。小さいころ数珠の実で遊びました。実物を見るのはとても久しぶりです。昔はそこかしこに生えていましたよね。


用水路に覆い被さるようにクヌギの木が生えています。昔の用水路の周囲の風景はこんな感じだったんですね。

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2013年8月18日日曜日

バードバスの修理

わが家の庭には子鳥達がやってきて水浴びをするのに使うバードバスがあります。大昔アメリカで暮らしていた時にどうしても欲しくて買って庭に置いていたのですが、日本に持って帰るのにすごく重くて船便でわざわざ送った想い出のある品です。

数年前に何かの加減で水盤の部分が割れてしまいました。その際の修理がいい加減でピッタリくっつけられず庭に置いておいたら今度はヘデラやその他の蔓性植物が割れ目に入り込んで最後にはバラバラの破片になってしまいました。5月の連休中に一念発起して修繕にとりかかりましたがとにかく手間がかかりました。考古学の古代の壺を破片を探して復元するようなものです。


修復前の破片の状態です。大小8ヶの無残な状態です。しかも以前修理した小口に接着剤がこびりついていてなかなか取れません。全体を高圧洗浄して小口の接着剤を掻き落としてとにかく再度組み立てできるまでが大変でした。


すべてが曲面の破片ですので単純に板のように固定できません。接着剤を付けた後は破片同士の重さで固定されるのを気長に待ちます。


大きな破片3ヶまで漕ぎ着けました。接着剤は会社のエクステリア部材の開発の際に見つけた強力な弾性接着剤を使用しました。コンクリボンドもエポキシもいろいろ試しましたが結局ダメ。これが一番扱いやすかったです。


整復の最終段階です。大きな破片2つをまとめて1つの水盤になりました。この状態で半月くらい養生しました。ねこがこれで遊ばないように作業していた和室はねこ立入禁止です。


ようやく水盤の形に戻りました。ここまで戻せるとは正直思いませんでしたが、執念で何とかなりました。整復の後が生々しいです。なんか下肢の複雑骨折の術後みたいです。


今度は傷口を目立たなくするようにペインティングです。何を使っていのかわからず結局使い慣れたリキテックスで塗装します。


最初は下地作りということでホワイトでマットに仕上げます。石膏像みたいです。


今度は実際の色に合わせてグレーにペイントします。セメント製品特有の色合いがなかなか出せません。丁寧にむらなく塗ったらかえって雰囲気が出ません。たま(同居人)がひとこと「砂消しゴムみたい」。ズバリそんな感じで全然いい感じになりません。


敢えてホワイトとブラックと少しだけベージュを粗く混ぜ、刷毛ムラを残して塗ってみました。まぁこんな感じかな。


庭に出してみました。強い日差しで輝くようです、まだちょっと白すぎですが後は自然に馴染んでくると思います。


水を張ってみました。弾性接着剤で隙間はくまなく埋めたので全然水は漏れません。漏水検査も合格ということで。ブルーベリーの葉っぱの影が写っておしゃれな感じです。3ヶ月半かかった作業がようやく終わりました。

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脱ぎたて

夕方、庭を掃除しているとベンチの手摺部分にセミの抜け殻が。朝はありませんでしたので、昼間神宮外苑に出かけている間に、地面の穴から出てきてここまで登ってきて羽化して空へ飛び出していったんですね。


セミの羽化する時間帯ってあるんでしょうか?確か羽を展開して硬くなり、飛べるようになるまで数時間はかかると聞いたことがあります。


抜け殻の背中がぱっくり裂けています。ここに白い羽毛状の組織がいつも付いてますね。


気がつくとそこかしこにセミの抜け殻が。今年もずいぶんたくさんのセミが巣立っていったような気がします。

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2013年8月17日土曜日

KAU KAU CAFEに行きました

ねこのこばんをかかりつけの神宮外苑の獣医さんに連れて行きました。たま(同居人)がこばんと診察を受けている間はクリニックの外で診察が終わるのを待っています。こばんは大丈夫なのですがこばん以外のねこに時として強いアレルギー反応を起こすことがあるのです。

普段は車の中で待っていますが、今日はあまりにも暑かったので近くのカフェに行きました。前から気になっていたハワイのコナコーヒーを出すカフェです。


白いペンキっていうのはアメリカの田舎のイメージです。日本のエクステリアは魅力ですが、これも捨てがたいですね。


このグリーンのペイントもハワイというかアメリカの雰囲気です。


店内も緩くていい感じです。近くにロン・ハーマンというカリフォルニアのセレクトショップがあってそこのカフェもおしゃれですがなんというか気取り過ぎでちょっと微妙です。ここはいい意味で垢抜けてなくて寛げます。


ランチのロコモコもよかったのですが、ちょっとボリュームがありすぎたのでモーニングセットにしました。スパム食べるのはホノルルマラソン以来です。コナコーヒー美味しかったです。ホットはおかわり自由と言われましたがマグカップが巨大でこれだけでも飲むのが精一杯でした。コーヒーは香りが良くて美味しかったです。ブラックで半分飲んでからミルクと砂糖を入れました。次にこばんを連れてきたまた来ようかな。

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玉蔵院に行きました

埼玉会館を見たついでに隣の玉蔵院にも寄ってみました。玉蔵院は真言宗豊山派の古刹で、平安時代の創建されたそうです。びっくりするくらい古いお寺です。開山は弘法大師と云われています。 天正19年に徳川家康から10石の寺領を寄進されたそうです。元禄時代に寺は丸ごと焼失してしまい、現在の建築は江戸時だ中期のものだそうです。

境内には巨大な枝垂れ桜があり浦和の桜開花を示す桜として有名だそうです。初めて知りました。幼い頃に植木市を見に来た記憶がありましたが、色々な意味で由緒正しいお寺だったんですね。


本堂の入口です。それにしても強烈な日差しですごく暑いです。


境内に入る前に見とれてしまったのがこの塀です。凝った意匠です。エクステリアとはまさに境界領域であるということを示す好例ですね。それにしても軽快で美しいです。


本堂の左側に地蔵堂(仏堂)があります。大きく張り出した庇が見事です。


解説をつらつら読んでいくと「蟇股」なんて言葉が出てきます。日本建築史を思い出しました。「蟇股=かえるまた」と読みます。こういうネーミングのセンスは江戸時代の人もなかなかなもんです。


地蔵堂から本堂へは狭いながらも凝った庭園になっています。強い日差しで樹々の葉も元気がありません。


名物の枝垂れ桜です。桜の枝よりも枝を支える竹の支柱の放射線状のデザインに感動してしまいました。


門から本堂に至る石造の太鼓橋の手前は枯山水の庭園。奥に枝垂れ桜があります。こうやって見ると巨大な枝振りの桜であることがわかります。お花見の季節に来たいですね。

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2013年8月16日金曜日

埼玉会館に行きました

借りた本を返しに浦和の埼玉県立図書館に行って、その後で久しぶりに埼玉会館をぐるっと見て回りました。前川國男設計の1966年の建築です。考えてみれば後数年で築50年になります。古いとか新しいとかを超えた圧倒的な質感と存在感、当時でもすごくお金をかけて作った建築ということが現在にも伝わってきます。埼玉スタジアムとか大型の建築は埼玉にも色々ありますが誇れる建築としてはこの埼玉会館は外すことができない名建築です。

ご存知のように前川國男はコルビジェに師事した数少ない日本人建築家の一人です。埼玉会館ではコルビジェというよりは前川の独自の価値観が現れている、と思っていましたが、今改めて見るとコンクリートの素材の使い方などコルビジェの作風に通じるものが結構あるんですね。個人的にはかなり再認識させられました。


埼玉会館といえばこの釉薬たっぷりの大型のタイルの外装です。東京海上ビルにもあるように前川はこういった色使いにかなりこだわりがあったようです。


この巨大な壁面。現在なら伸縮を恐れて水平目地を入れるところだと思いますが、そういったものはお構い無しの圧倒的な存在感の壁面です。コンクリートとの対比もいいですね。


県庁通りからの外観です。妙なオレンジ色のオブジェがあります。最近できたものです。県立図書館でも書きましたが、建築の価値を損なう役人の振る舞いには落胆よりも怒りを感じます。


ホールの水平に伸びたエントランスとその脇の大階段。素晴らしい造形ですが今となってはやや階高が低い印象がありますね。


同じ造形が大階段を上がったエスプラナードでも展開されます。両脇には象徴的な造形。大好きなアングルです。ここにも点字ブロックが無神経に配されています。もう少し考えて欲しいです。


ホールのエントランス。圧倒的な存在感の袖壁(挽き割り板を使ったコンクリート打ち放し)です。素晴らしいのがエントランスの上のスラブのデザイン。先端に行くに従って薄く見えるようにデザインされています。このへんはコルビジェのデザインの影響が濃厚ですね。ここに大きな梁を通したら雰囲気が台無しでしょう。全体は圧倒的な量塊感でありながら随所にスケールを砕いて小さくしています。設計者の力量を感じます。


もう一段上がった人工地盤(エスプラナード)です。ここは浦和駅から来た人達の溜まりになります。圧倒的な存在感のホール棟と奥のオフィス棟。ホール建築というよりは一つの都市です。この雰囲気もコルビジェの影響かもしれません。


このコンクリート製のスツールは小学校の催しで埼玉会館に来た時も確かにありました。50年近くここにあると思います。この座面のプッチンプリンのシロップみたいな質感も当時と同じです。どうやってメンテしているんでしょう。

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