10月5日(第36日目)です。レンガ積み工事、屋根工事が終わって次は出入口の建具工事です。まずは建具枠を作ります。屋外でしかも風雨に直接晒されるのでヒノキを使います。
他の部分と同じようにサドリンを塗装します。ヒノキの油分のせいでなかなか色濃く塗装できません。3回塗ってようやく馴染んできました。
10月13日(第37日目)です。前日の台風の直撃に備えて庭の樹木をロープで固定し、物置も扉部分を応急的に塞いでおきました。結果的には大きな被害は殆どありませんでした。
物置の中にはかなり水が溜まってしまっていたので扉をどかして内部を乾かします。
塗装しておいた建具枠の方立の背面に弾性ゴムのバックアップ材を設置します。レンガの壁はどうしても鉛直面に対して凹凸がありしかも目地部分は若干隙間があります。このバックアップ材で隙間をふさぎます。
壁面に埋め込んでおいた全ネジのアンカーの位置に合わせて方立に穿孔します。大きめに穿孔して位置を合わせますがこれがかなり手間のかかる作業でした。
位置を合わせたら大判のワッシャーとダブルナットで固定します。ここまでが建具枠工事の一番の難関です。概ねうまくいって一安心です。
方立の上部はレンガ壁の上部の根太受けになっていますが建具をそのまま開くと軒に当たるので鴨居をつけてレベルを調整します。
鴨居も同色で塗って仕上げます。ここも結局は3回塗って色の深みを揃えました。
両側の方立と鴨居の設置が終わりました。だんだん建物らしくなってきます。
10月14日(第38日目)です。次に建具を製作します。戸板は以前の物置の戸板をそのまま流用します。まずは以前の物置の扉を分解します。
続いて必要な長さにカットします。今回は戸板は横遣いにするので定尺長さでカットしていきます。
建具の建枠になる角材に住みだしして切り出した戸板を設置していきます。戸板の枚数が16枚と多く、上端と下端は戸板の幅を揃えるためにカットします。単調な作業が続きます。
10月19日(第39日目)です。とりあえず建具の縦材に戸板を全部設置しました。なかなかいい感じです。苦労が報われるようです。
いったん庭に出して表面、裏面、側面、上下面を塗装します。濃いグリーンでいい雰囲気です。
10月20日(第39日目)です。塗装した建具を再び屋内に持ってきて横桟と筋交いを設置します。これで建具の変形を防止します。
表面にしてドアヒンジと正面のオーナメントを設置します。10年以上前に物置をリニューアルした時には付けようねと奥さんと選んで買ってあったものです。ようやく取り付けることができました。
建具を庭に持ってきてヒンジを建具枠にビス止めします。ほぼ予定通りの寸法で設置することができました。戸当たりになる棒材を建具枠の方立と鴨居に取り付けます。
ようやく扉を設置することができました。なかなかいい雰囲気です。前からそこにあったように庭に馴染んでいるのが不思議な感じです。
扉の開閉も非常にスムーズです。前の立て付けの悪かった物置とは完全に別の建物という感じです。いよいよ残りは内装の棚の設置等となりました。
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