2015年9月27日日曜日

永楽布業商場に行きました

迪化街に再度やってきた目的は、迪化街のなかにある永楽市場という布専門の市場に行くためです。こういう市場が迪化街あることを妻に話したところ、どうしても行きたいというので、それじゃ行ってみようかということになりました。実は晨運社のメンバーの親しい方が永楽市場の近くで働いていらっしゃったので、どういうところなのか私も一度見てみたかったのです。



はっきり布の市場と表示されています。ガイドブックによると2階が布の卸売り、3階が仕立てだそうです。入口にいきなり巨大な階段があってすぐに2階に行けます。


市場に行くともうそこらじゅうが布、布、布です。通路も狭くて布をかき分けていくようです。卸売りですが、端布が50,100元くらいで販売されています。


服飾の布だけではなく、カーテンやクッションなどのファブリックもあります。綿が多いですが、シルクも化繊も、もちろんスーツ用のウールもあります。


はっとするほど鮮やかな花布のお店です。いかにも台湾的なカラーですね。色々調べてみると台湾というよりは客家の伝統のようです。面白いです。


ちなみに永楽市場の1階は海鮮品や野菜の市場です。巨大な濱江市場などと比べるとやはり小規模です。


市場の外の回廊にもたくさんの布屋さんがあります。個人的には布は家具の張地くらいしかわからないのですが、花布の鮮やかさはとても印象的でした。

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芙蓉刀削麺之家でお昼を食べました

性懲りもなくまた迪化街にやってきました。お昼は出掛けに兄弟大飯店の飲茶にしようかと思ったらすごい行列で30分以上待つとのことで、雙連駅までやってきてしまいました。民生西路を歩いていたら普通のご飯屋さんがありました。ここでいいかという感じで入りましたが、かなり美味しかったです。迪化街から少しだけ逆方向ですがお勧めです。


如何にも台湾らしいはっきりとわかるお店の看板です。


しっかりメニューとお値段も表示されているので安心して入れます。


お店の中は清潔で、ほとんど地元の人だけです。お昼どきだけあってひっきりなしにお客さんが入ってきます。全体の2割くらいは外帯(テイクアウト)ですね。


妻は牛肉麺を頼みました。刀削麺だけあって麺は太くて丸亀製麺に匹敵するほどの腰の強さ。ほとんどうどんです。スープもなかなか美味しかったのですが、個人的には牛肉のスープより鶏肉のスープが好みです。


私は炸醤麺です。これも麺の腰の強さはなかなかのものでした。台北に来て色々な麺を食べていますが、どうも汁の麺よりも、汁の無い或いは少ない麺(乾拌麺)に美味しい麺料理が多い印象です。台湾の友人に聞くと、台湾の麺料理は基本は乾拌麺なのだそうです。これで80元は絶対にお薦めです。

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2015年9月26日土曜日

紀州庵を見学しました

迪化街を散策した後、タクシーで紀州庵文学森林の離れを見学しました。最近では台北でも日が落ちるのがずいぶん早くなったので日差しが明るいうちにこの貴重な日本建築をゆっくり見たかったのです。幸いにもこの日は晴れで若干の薄い雲のおかげで上手く天空光が拡散しています。


日本統治時代には料亭として建築され使われていた建物だそうです。長い間修復工事が行われ2014年に工事が完了して公開されたようです。F.L.WrightのLobby邸を思わせる長矩形の平面の建築で屋根架構は入母屋ですが妻側の破風が微かにむくりが付いているのは料亭という艶やかさを感じさせたかった棟梁の配慮かもしれません。


玄関にも引き戸が設けられているのは日本建築としては極めて異例で、創建当時もそうだったのか甚だ疑問です。


もう少し趣きのある意匠でも良いような気がしますが、数寄屋風の作りで大袈裟に作るのは野暮だったのかもしれません。こういったことを想像するのは楽しいですね。


玄関から縁側を回っていくと船着場への渡り廊下が連なっています。重なる庇は日本的な意匠の見せ場ですね。


渡り廊下は当時は河畔の屋形船の着き場のように見えます。河の位置が今より随分変わったのか、あるいはこの建物が移築されたのか、さらには専用の水路があったのか、時間があれば調べてみたいです。


座敷をめぐる縁側が矩に折れる部分にはアイストップで明かり取りの窓があります。欠けた月でしょうか。日本的な意匠ですね。


反対の庭園側に回ると長大な縁側があります。裳階が設けられているので建物の腰の高さがうまく抑えられています。こういう建築を海外で見ると嬉しくなりますね。


縁側の長大なファサードと屋根の造形は本当に美しいです。長いエレベーションが単調ではなく美しさを感じさせるのは日本建築の素晴らしさです。


渡り廊下を職員の方が掃除していました。専門家ではないようですが、こういう気遣いを見るとこの建物が大切に使われていることがわかって幸せな気持ちになります。


既に入場時間は過ぎていたのですが、一緒に行った友人が交渉してくれて掃除をしている時間なら見て回ってもいいよと見学を許可してくれました。十二畳の座敷が四間続いています。様々な宴会の形式に対応したのでしょう。


床の間や付書院の意匠はやや疑問がありますが、ここまで修復できたので良しとしたということでしょう。このエアコンの位置はちょっとがっかりです。


縁側と外側のガラス戸も素敵です。縁側の床板は日本とはちょっと違いますがガラス戸と欄間は日本でもなかなかお目にかかれない見事な仕事です。子供の頃のガラス戸の外の雨戸を戸袋に収める苦行を思い出しました。案内してくれたボランティアの方も同じことを言っていたのがとても興味深かったです。急ぎ足でしたがとても良い見学ができました。また訪れたいですね。

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2015年9月25日金曜日

迪化街を巡りました

昨日は、特別休暇(有給休暇)を取得して日本からやってきた妻と一緒に台北の一大問屋街と言われる迪化街を歩き回りました。晨運社のメンバーの友人がガイド役を買って出てきてくれたの怖いもの無しです。


まずは捷運雙連站で降りて民生西路を西へと歩いていきます。最初に出会ったのは御存知マンゴーかき氷の冰讃です。今年の夏も大変お世話になりました。


迪化街が乾物類の大問屋街ですが、そこに連なる民生西路も既に同じ問屋が軒を並べています。


白木耳に干し椎茸が業務用サイズで売られています。肉厚の椎茸は日本産のどんこです。


珊瑚草です。海草の一種でコラーゲンと天然酵素がたっぷりだそうです。


ここは植物系の乾物です。豆類、穀類、棗も種類豊富です。量り売りもあればパッケージに入れたものもあります。


王道の海鮮品です。これは海鼠です。色々な種類があります。


さらには鱶鰭にスルメ、お店の奥には乾燥貝柱など、お店の前の空気が海鮮たっぷりです。


ということでようやく迪化街にやってきました。ここから民生西路を曲がります。


最初に惹かれてしまったのがドライフルーツのお店です。半生のやわらかい愛文マンゴーが1斤で360元。台北のスーパーで買うよりもはるかに安いです。日本と比べるとびっくりです。もちろん試食OKです。愛文の風味がそのまま。さらにグアバのドライフルーツも買いました。


お店の佇まいも民生西路よりも本格的で歴史を感じさせます。老舗という感じですね。


台湾バロック調というらしいです。西洋建築史的にはもろにいい加減なネーミングですが、確かに雰囲気はそういう感じです。


リノベーションの工事現場もありました。壁を保存して内部の架構は鉄骨で自立させています。欧米のレンガ造建築でよく用いられる手法ですね。


昔は店舗であった建物がギャラリーにコンバージョンされています。間取りの一端が垣間見えますが日本の町屋に驚くほど似ています。設計条件が似ていると同じ解になる好例です。


通り庭的な空間をぬけていくと奥には中庭があって瀟洒なカフェがあります。ちょっとニューオーリンズみたいな雰囲気です。


この日のお目当ての一つは籠屋さん巡りです。一軒目発見です。


ぎっしり籠、籠、籠です。小籠包を蒸す蒸篭もたくさんあります。これを買って帰れば自宅で小籠包が食べ放題!夢みたいです。


二軒目の籠屋さん発見、こっちの方がごちゃごちゃしていてその分本格的です。


迪化街を引き返して、小籠包の調味料入れで有名な民藝埕にやってきました。


蒸篭に入ったこの調味料入れは、陶器の肌合いがとてもいいです。欲しいのですが使う機会がないので残念ながらパスです。


歩きつかれたので、ちょっと足を伸ばしていつも行く米苔目の呷二嘴で一休みです。


歩いて歩いてちょっと小腹も空いたので、米苔目はちょうど良い腹押さえになりました。迪化街は巡れば巡るほど奥が深いです。

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