父の従兄弟は栃木のこのお寺の先代の住職です。小さい頃は毎年春や夏に遊びに行って春はたけのこ掘り、夏はカブトムシやホタルを捕まえるという子供の楽園のような思い出の場所です。
本堂には立派な屋根がかかっていました。東大寺様式の鴟尾だそうです。
このお寺は約450年前にはこの地を治めていた豪族の平城だったそうです。防衛の目的にお寺の境内の周囲は二重のお堀と土塁が築かれています。土塁の頂部には大切なものを保管している小さな蔵があったのですが今では、何とカフェになっています。
カフェは現在の住職の長男さんの奥さんが切り盛りしています。奥さんは有名な黒磯のShozoカフェにいた方だそうです。土蔵の中はちょっと暗くて居心地のいい空間です。
藏の外にはいくつかのアウトドア席もあります。一緒に写っているのが私の又従兄弟(はとこ)のりっちゃんとまきちゃんです。30年ぶりの再会でしたが、すぐに昔話全開でした。女子の記憶の良さにはただただ驚くばかりです。
土塁の上からは境内が眺められます。大きな森の奥には竹林が広がっていて、今は筍のシーズンだそうです。今日もたくさんお土産にいただきました。
昔の本宅のあったところは今は客殿に建て変わったそうです。それでもそこかしこに昔の面影が残っています。少年時代の懐かしい思い出です。
約10年ほど前に建立された山門の前で現在の住職(りっちゃんのご主人様です)とみんなで記念撮影です。懐かしい思い出にひたれた一日でした。奥さんはお寺を訪れたのが初めてでしたが、りっちゃんもまきちゃんもカフェのちえちゃんも仲良くしてくれてしかもみんなねこを飼っていて大盛り上がりでした。
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