2020年4月25日土曜日

修理我花園裡的木柵欄_第二十四天和第二十六天

更新が随分空いてしまいましたが、週末は庭のフェンスの工事が中心です。3月末は日本建築学会大会学術講演会への論文の応募があったり、ようやく時間ができると今度は季節外れの大雪!などでなかなか工事が捗りません。春の新芽が出る前に工事を終わらせるという目標が達成困難になったのでとにかく着実に工事を進めています。


4月4日(第24日目)です。前回まででR形状の上枠の補修と下地処理が終了したのでようやく塗装することが出来ました。特に上面は日射も降雨も直接当たるので入念に塗装します。


トレリスの下枠には排水のための穴を開けて、穴の内周面を補修塗装します。長い柱のカバー部材も既存のビス穴などをパテで埋めてサンダーで削って補修塗装します。


柱の頂部の化粧台座も割れているものは傷んでいる部分を取り除いて接着剤で固定し、乾いて接着できたら接合部をサンダー掛けして塗装します。


4月11日(第25日目)です。柱頂部の台座とその上の球状の飾りは傷んで欠損している部分を取り除いてパテで補修します。今回はセメダインの木工用補修パテを15本以上使用したと思います。パテの盛り付けも上手になりました。


台座の底面や天端は平坦なので電動サンダーで削って研磨します。木が柔らかいので削りすぎないように注意します。


球は電動サンダーでは研磨できないので手作業でペーパーがけで仕上げます。最初は80番のペーパーでざっくり形を整えて次に240番で仕上げます。


私が別の部材の加工をしている間に、奥さんが塗装してくれます。刷毛で塗るというよりもたらいに入れた塗料のお風呂に浸けるという感じです。いわゆるドブ漬けで乾くのに時間がかかりますが、しっかりした厚い塗膜が出来上がります。


塗装した台座や球状の装飾部材をくっつかないように棒材の上に並べて乾燥させます。まだ塗膜が薄い部分もあるのでもう一度塗装します。


4月12日(第26日目)です。柱頂部の台座と球状の装飾部材の補修と塗装が終了したので、いよいよ補修したり新たに加工した木製部材を組み付けていきます。折り返し点を過ぎて工事も後半に入ってきました。


部材の表面に垂直に孔を開けるために簡単な工具を購入しました。中央の円柱部分の穴にドリルのビッドを挿入して木材を穴を開けます。単純な原理ですがそれなりに垂直な孔を開けることが出来ます。


アルミの柱に塗装した木製の化粧部材を取り付けます。これが想像とは全く別の難工事でした。木材の化粧材を貫通してアルミの型材の柱にタッピングビスをねじ込みますが、一旦アルミにビスが食い込むとインパクトドライバーのトルクが大きすぎてネジがくびれ切れてしまいます。インパクトドライバーはクラッチの調整ができません。色々な方法を試してみて、結局以前使われていたビスの方が鋼材で強度があるので、これを使って下穴にネジを切ってから新たに購入したステンレスのタッピングビスをねじ込むことにしました。しかもクラッチが来れるまでインパクトドライバーで回し込むと破断の危険性があるので最後は手回しでネジを締めることにしました。将来的に外して修理ができるように細心の注意をはらいます。


今回はアルミの柱に取り付ける部材を3つに分けています。上部は柱の化粧カバーで柱に取り付いていれば充分で、これは既存のフェンス部材を補修して流用しています。中間部分は下横枠を受ける部分で、この部分が以前はほとんどが腐朽菌によって欠損・損傷していました。今回はこの部分を耐久性の高い檜の新たな材料としています。万が一この部分が以前と同じように損傷した場合はこの部分だけ取り替えることができるように小さな部材にしています。その下は化粧部材なので既存材料を切って使っています。各部材の間は5mm程度の隙間を開けています。腐朽菌の繁殖を抑えるように通気が取れるように隙間を開けています。雨掛りはありますが、換気・通気を優先しました。今回の補修のポイントともいうべき部分です。うまく機能してくれることを願うばかりです。


下横枠部材です。既存の取付金具は使い勝手が悪く損傷しているものも多かったので、今回はステンレスのブラケットで固定することにします。


正確な位置に垂直に穿孔するにはやはりこういった作業台と工具が必要です。作業の効率も上がります。


下横枠が取り付いた状態です。レベルを調整してきちんと取り付けるのがかなり難しいですが何とか工夫して設置しました。この調子でアルミの柱に柱に沿わせる縦材と下横枠を順次取り付けていきます。

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